シンプルに考える株式投資

何となく株式投資をするのではなく、投資戦略を立てて実行し資産を形成していくことを目的としています。 将来、配当金で生活ができるようにポートフォリオを組んでいきたいと思います。 ネタは、配当、株主優待、新高値投資、イベント投資、適示開示情報による投資(IR投資)などを書いていきます。

スタバ株は1月に買え

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私は、数多くの投資本を読んできました。
何となく投資をしてきた私を変えるきっかけとなった
スタバ株は1月に買え を紹介いたします。
この本は本を買い、kindle版でも買ったくらい影響を受けた本です。

学んだこと

この本に書かれていることは、株主優待の権利確定日に近づくにつれて
株価が上昇してくことに注目して先回りして購入することに優位性があることを
伝えています。

それまでの私は、
何となく株を買うので、
何となく株を保有して、
何となく儲かって、
何となく損をしてという信念のない状況でした。

信念がなく株をしていると、市場のマインドにも振り回され、
楽観的な時は良いですが、悲観的な状況の時は含み損を抱えどうしようもない状況に
なっていました。

また、理論株価より安いからとか、資産バリューだからとかの理由で、
買って、この会社の株は絶対上がるということを確信しながら投資していました。

この本を読んで、会社ではなく、株を売買する相手側を意識するようになりました。

どんなに割安な株でも、買おうとする投資家がいなければ株価は上がりません。

株は、自分の買った株価より、高い株価で買う誰かを見つけられなければ儲かりません。

株主優待の権利確定日に近づくと、
この優待株を買いたい人が多くなるだろうという仮説。
それにより株価が上昇するだろうという仮説。
まさに、将来、自分の買った株を購入してくれる相手の動きを意識した戦略です。

この本より学んだことを実践しました。
株主優待の権利確定日の2か月前に株を購入する。
権利確定日に近づいてきたら売却する。

この戦略の優れていることは、ルールが明確なところです。
2か月前に購入し、株価が上がろうが、下がろうが権利確定日近くには
売買が終了します。
株主優待の権利確定日を過ぎると株価は下がることが多いため、
必ず売却する必要があるからです。

実践の仕方

  1. 人気のある株主優待銘柄を見つける。
  2. 過去3年くらいの権利確定日を調べる。
  3. 過去3年くらいの2か月前の株価と権利確定日までの株価を調べる。
  4. 過去において株価が権利確定日に向かって上昇しているなら取り組む。

権利確定日は、〇〇年〇月 権利確定日とかググればわかります。
過去の株価はヤフーファイナンスで調べればわかります。

昔は、それをエクセルで自動でグラフを作って検証していました。

何件かその戦略で投資をしました。負けてはないと思います。

ただ、過去の傾向で株価が上昇している兆しがあっても100%ではありません。
その戦略を組んでいるときに、公募増資などがあり株価が希薄化する影響で、
株価が下がるというのもよくある話です。

この本で戦略をもって株式投資をする大切さは学ぶことができました。