シンプルに考える株式投資

何となく株式投資をするのではなく、投資戦略を立てて実行し資産を形成していくことを目的としています。 将来、配当金で生活ができるようにポートフォリオを組んでいきたいと思います。 ネタは、配当、株主優待、新高値投資、イベント投資、適示開示情報による投資(IR投資)などを書いていきます。

株式投資で負ける理由

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株式投資で負ける理由は、
「手っ取り早く、楽に儲けたい」と思って株式投資をするから
だと思っています。

その点について、述べたいと思います。

目次

手っ取り早く、楽に儲けたい

手っ取り早く楽に儲けたいというのは、
「儲かる株を教えてほしい」と聞くような感じで、

パチンコや競馬や競艇のように、
当たる台、速く走る馬、速く走る選手をあてるような
感覚なんだと思います。

私はパチンコ、競馬、競艇、全てしたことがあります。
結果は散々でしたが・・・

パチンコにしても、勝っている人は自分なりの厳しいルールの
もとで戦っていると思います。
新台入れ替えの時に行く。新装開店の時に行く。
1日〇万円負けたらやめる。店の傾向を見る。など

何となくやみくもに台に座っても、一瞬は勝てるかもしれませんが、
長く続けると負けていくと思います。

競馬でも、コース毎の特徴や、パドックの様子、騎手、調教師、
戦績や賭け方など知っている人の方がそれらを知らない人より
勝てていると思います。

競艇でもA1の選手が強いとか、インコースが有利とか、
コースの特徴など知っている方が有利かと思います。

手っ取り早いように見えるパチンコ、競馬、競艇においても楽に
良い成績は収められないのではないかと思います。

株式投資においても、会社名を知っているという理由だけで買って、
都合よく上昇するということは、1度や2度あるかもしれませんが、
何度か繰り返せば、損をしていくと思います。

求めるリターンが高すぎる

100万円手持ち資金があって、1年後には倍にしたいというような、
目標のリターンが高すぎるのも負ける理由だと思います。

もちろん、それを実現できた人もいるでしょうが、
少数派になると思います。

例えば目標を3%の利益に設定すると、トヨタ自動車(7203)を
購入すれば現在の配当利回りが2.93%なので、ほぼ近い線を達成できます。
株価が下がると配当より損をする可能性はありますけれど・・・
トヨタ自動車は2011年11月には2,330円、2015年3月には8,783円。
現在は6,815円です。
短期間で見れば損をする可能性はありますが、
長い目で保有して入れば報われる可能性が高いような気がします。
資金を1年で2倍にすることを考えれば、3%の目標設定は現実的です。
預金に比べれば3%のリターンは高いと思います。

有効な投資手法が儲かるのか?

デイトレード、スイングトレード、バリュー投資、
さや取り、システムトレード、イベント投資、新高値投資、
配当投資など色々な投資手法があります。

どれが有効かと言えば、どれも有効だと思います。
どの投資手法でも、稼いだ人がいるからです。

デイトレードであれば、チャートのパターンの勉強、
出来高のチェック、資金管理の徹底、経験による直感など、
鍛錬してトレードしていると思います。
手っ取り早く楽にはトレードしていないと思います。

バリュー投資であれば、決算短信を読み解き、四季報を読み解き、
理論株価を算出し、カタリストを探すなどこちらも
鍛錬して投資をしていると思います。
手っ取り早く楽に投資はしていないと思います。

有効な投資手法より大事なこと

有効な投資手法は、稼いだ人の本を読めば学ぶことができます。
投資手法よりも、その投資手法を続ける揺るぎない信念が
必要だと思います。

バリュー投資で、あきらかに割安な株を発見して、
宝物を見つけた気持ちになり購入します。

けれども株価は、動きません。
市場の良さから周りは短期間のトレードで利益を積み重ねます。

辛抱できなくなり、そのバリュー株に見切りをつけ、
短期トレードに参戦。市場に陰りが見え、損失が続き撤退。

そして始めに買っていたバリュー株がMBOになり、
購入していた株価の約2倍で買い付けされる・・・だが、株は売って今はない・・・
みたいな展開に陥りがちです。

株式投資で負けないために

手っ取り早く、楽に儲けようとしないこと。
過度なリターンを求めないこと。
自分にあう投資手法を見つけて、それを信念をもって続けること。

過度なリターンを求めるということは。
リスク(変動性)が大きい取引をするということです。
株主優待クロス取引は、リスク(変動制)は低く、リターンも低いです。
得られるリターンの低さは下記を参照。

incomegain.hatenablog.com

自分にあった適切な投資をすることが良いと思います。