シンプルに考える株式投資

何となく株式投資をするのではなく、投資戦略を立てて実行し資産を形成していくことを目的としています。 将来、配当金で生活ができるようにポートフォリオを組んでいきたいと思います。 ネタは、配当、株主優待、新高値投資、イベント投資、適示開示情報による投資(IR投資)などを書いていきます。

【適示開示】営業利益と経常利益を理解するための横浜丸魚(8045)

【スポンサーリンク】

平成29年11月7日に横浜丸魚(8045)が第2四半期の業績発表がありました。
横浜丸魚は営業利益と経常利益の違いを学ぶのに最適な銘柄です。

目次

適示開示の内容

18年3月期中間 17年3月期中間
売上高 (百万円) 24,217 (-2.3 %) 24,793 (-0.8 %)
営業利益(百万円) 17 (-83.4 %) 103(+4.8 %)
経常利益(百万円) 150(-38.5 %) 244(+88.8 %)

前期に比べると減収と大幅な減益となります。

今期の第2四半期の営業利益は1,700万円ですが経常利益が1億5千万円になっています。
この違いは何と思いませんか?

営業利益と経常利益

営業利益は、本業で稼いだ利益です。
経常利益は、下記を見るとわかりやすいです。
営業利益に営業外収入を足して、営業外費用を引いたものが経常利益になります。

f:id:realestate80:20171108002250p:plain

上記の表で見ると営業外収入の受取配当金が1億2,600万円あり、
それが営業利益と経常利益の差の理由とわかります。

言い換えれば、本業の稼ぐ利益以上の受取配当金がある
金融資産リッチ企業と言えます。
実際91億3,200万円の投資有価証券を保有している企業です。
ちなみに時価総額は50億円です。

f:id:realestate80:20171108002815p:plain

バックナンバー

incomegain.hatenablog.com