シンプルに考える株式投資

何となく株式投資をするのではなく、投資戦略を立てて実行し資産を形成していくことを目的としています。 将来、配当金で生活ができるようにポートフォリオを組んでいきたいと思います。 ネタは、配当、株主優待、新高値投資、イベント投資、適示開示情報による投資(IR投資)などを書いていきます。

中山福(7442)の期末一括配当を検証してみる

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3月は配当の権利確定も多い月ですが、
配当は中間配当と期末配当に分けている会社と
期末に一括で払う会社があります。

1年間ずっと保有する場合は、時間の問題をのぞけば金額は一緒です。
しかし、期間を考えると期末に一瞬保有して一括で配当をもらって売る
ということができれば理想です。
ただ、権利確定の翌日は配当分株価が下がるのでうまくは行きません。
一括配当の銘柄で何とか儲けられないかを検証します。

一括配当の会社を探すと

中山福(7442)が期末に一括で配当をしています。

中山福(7442)は、家庭用品卸の大手です。

時価総額155億円
予想PER 27.27倍
実績PBR 0.72倍
配当利回 3.51%
売買単位 100株
株価 769円

配当額は1株27円。

76,900円投資すれば2,700円配当をもらえます。
税金は差し引かれますが・・・

2017年の3月1日~4月30日の株価の推移

3月28日が権利確定日で翌日下がっているのは確認できます。
3月1日の始値が846円。
権利確定日の3月28日の終値で売れば871円。
権利落日の3月29日の始値で売れば858円。

3月1日に4000株投資していれば、
108,000円(27円×4,000株)無傷でもらうことができます。
4000株を実際に売れるかはわかりませんが・・・

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2016年3月1日~4月30日の株価の推移

3月1日の始値が740円
権利確定日の3月28日の終値が792円
権利落日3月29日の始値で売ると761円

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2015年3月1日~4月30日の株価の推移

3月2日の始値が893円
権利確定日の3月26日の終値が928円
権利落日の3月27日の始値が900円

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まとめ

出来高を考慮しなければ3月初めに買って、権利確定後の翌日に
売れば配当を無傷で受け取れるようにはなっています。
トレードは相手があるはなしですのでこのように成り立つかどうかは
わかりませんし保証もできません。